攻撃者の視点
入る道はあるか、入ったらどこまで届くか。
実際の攻撃者が使う情報と手法で、外から内へたどります。表に出た痕跡を探し、開いている扉を試し、アカウントと権限をたどってどこまで広げられるか、何を持ち出し、何を止められるかを確認します。
Comprehensive Security Health Check
攻撃者の目で探し、防御者の目で確かめます。
ハッキングとセキュリティの問題を、攻める側と守る側の両方から確認します。攻撃者ならどこから入り何を狙うのか、組織はそれを防ぎ、気づき、元に戻せるのかを、合意した範囲で外部露出からサービス・インフラ、認証・権限、重要情報、対応の準備まで組織全体にわたって確かめます。組織の環境と優先事項に合わせて複数の専門技術を組み合わせ、必要な部分は実際に検証し、主なリスクと改善の優先順位を示します。
全体の状態はどうなっているか?
確認されたリスクと改善の優先順位をまとめます。
確認済み
侵害は一か所の脆弱性ではなく、つながった経路で起こります。だから同じ組織を二度見ます。一度は入ろうとする側から、一度は守る側から。
二つの視点が食い違う場所、つまり攻撃は通るのに防御が気づかない場所こそ、最初に直すべき場所です。
入る道はあるか、入ったらどこまで届くか。
実際の攻撃者が使う情報と手法で、外から内へたどります。表に出た痕跡を探し、開いている扉を試し、アカウントと権限をたどってどこまで広げられるか、何を持ち出し、何を止められるかを確認します。
防げるか、気づいて元に戻せるか。
保護手段と人、手順がその攻撃の前で役割を果たすかを見ます。何が露出しているかを把握しているか、防げるか、境界が持ちこたえるか、異常に気づき、止め、元に戻せるか、何が起きたかを説明できる記録が残るかを確認します。
脆弱性の一覧を作るところで終わりません。問題が実際にどうつながって被害になるのか、組織がそれを防ぎ、気づけるのかまで確認します。
実際の攻撃者が使う手法で探し、保護手段と手順がその前で役割を果たすかを合わせて確認します。片方だけでは見落とす隙が、二つの視点が交わる場所で見えてきます。
合意した範囲で、一つのシステムではなく、外部に表れた痕跡からサービス・インフラ、アカウントと権限、重要情報、人と手順までを見ます。攻撃者は部署やシステムの境界を選びません。
一つずつは小さく見える問題も、つながれば重要情報に届きます。見つけた問題を経路として結び、実際に起こり得る被害を基準にリスクの大きさを判断します。
アンケートやチェックリストで終わりません。合意した範囲の中で、重要なリスクは脅威調査、ペネトレーションテスト、レッドチームで用いる手法と技術で直接確認します。
確認した問題、追加確認が必要な兆候、今回確認できなかった部分を区別して記します。確認していない場所を安全とは書きません。
発見事項を並べるだけでは終わりません。業務への影響と根拠をもとに何から直すかの順序を決め、意思決定者と実務担当者にそれぞれ説明します。
総合セキュリティ診断は、複数の専門技術を組み合わせる総合診断です。各観点は、SAFE SQUAREの専門サービスで用いる方法と技術で確認します。
関連する研究:セキュリティインテリジェンス・検証(INTEL・EXPLOIT)—外部への露出と攻撃対象領域を分析し、システムの脆弱性と実際の影響を検証する技術を研究します。
ハッキングとセキュリティの問題を五つの観点に分け、観点ごとに攻撃者と防御者の問いを合わせて立てます。以下の課題は例であり、実際に確認する対象はお客様の環境と悩みに合わせて決めます。
確認する課題
確認する課題
確認する課題
確認する課題
確認する課題
範囲と深さ確認する対象と条件を先に合意します。どこまで深く確認し、どれだけの工数をかけるかは、決まった等級ではなく、その対象と条件に合わせて決めます。すべての資産と技術を無制限に点検したり、後続の検証を自動的に含めたりするものではありません。また、他のサービスの前に必ず受けるべき段階でもありません。すべてのサービスは、単独でも、複数を組み合わせてもご契約いただけます。
総合的な点検を受けたことがない、または前回から時間が経っており、担当者の交代や急な成長でシステム全体を知る人がいなくなった場合です。
同業他社や取引先が侵害されたという知らせを受けて「うちは大丈夫か」と問われ、推測ではなく根拠で答える必要がある場合です。
経営者や取締役会、投資のデューデリジェンス、取引先からのセキュリティ要求、提携・監査を控え、現在のセキュリティ状態を根拠とともに説明する必要がある場合です。
クラウド移行、合併・買収、新サービスの開始、セキュリティ担当者の交代などでシステムと組織が大きく変わり、今の姿を一から確かめ直す必要がある場合です。
予算と人員が限られており、どのリスクから改善するかを根拠をもって決める必要がある場合です。
悩みと範囲の合意
今の悩みから出発し、確認する対象と条件、ご提供いただく資料とアクセスの範囲、検証してよい範囲と時間を決めます。
現状の把握
構成・設定・権限・データの流れに関する資料から現在の環境を把握し、攻撃者が狙いそうな場所と守るべき場所を絞り込みます。
攻撃・防御の両面からの確認
攻撃者の視点で表に出た情報を調べ、実際に通用するかを検証します。防御者の視点でその攻撃を防ぎ、気づけるかを確認します。サービスに影響し得る検証は、事前に合意した場合にのみ行います。
結果の説明
確認した問題と兆候、優先して改善すべきことを、意思決定者と実務担当者にそれぞれ説明します。
何をどの条件で確認したか、セキュリティ状態の要約、根拠のある発見事項、業務への影響と改善の優先順位をまとめます。
退職者のアカウントで外部からリモート接続できます
バックアップが本番サーバーと同じ管理者権限で削除できます
社名に似たドメインが新たに登録されました
確認した問題を、その根拠と発生条件とともに説明します。
まだ確定していない兆候は事実と区別し、確認に必要な条件を併せて記します。
合意した範囲外、または条件上確認できなかった部分を明確に示します。
五つの観点から見た現在の状態を、意思決定者が読めるようにまとめます。
問題ごとに、確認した根拠と発生条件、攻撃経路と防御の空白、改善の方向を記し、担当者が確かめて直せるようにします。
業務への影響と根拠をもとに何から直すかの順序を決め、その理由も併せて記します。