SSQ.AISSQ.AI

産業制御・ハードウェアのセキュリティ検証

Industrial Control & Hardware Security Validation

制御システムとネット接続機器を、設定や構成から機器とファームウェアそのものの脆弱性まで点検します。

産業制御セキュリティと、ハードウェア・ファームウェアセキュリティの二つの専門領域に分けて点検します。領域ごとに構造も通信の方式も必要な専門性も違うため別々に調べ、業務ネットワーク・アプリ・クラウドとつながる箇所もあわせて確認します。稼働中の設備に影響しないよう試験の環境と方法を先に決め、見つかった問題は専門家が直接確認します。

制御システムとネット接続機器は、機器とファームウェアまで攻撃に耐えられるのか?

ネットワーク境界と接続経路から機器・ファームウェアそのものまで弱点を確かめ、実際の影響と証跡、改善の方向を整理します。

確認済み

NETWORK 業務ネットワーク ネットワーク境界 CONTROL 制御ネットワーク DEVICE 制御機器・接続機器 FIRMWARE ファームウェア・ハードウェア リモート接続 ファームウェアそのものの脆弱性
ネットワーク境界を越えて制御ネットワークと制御機器を通り、ファームウェアそのものまで続く経路をたどり、境界が防いでいる箇所を確かめます。

このような状況に適しています

  • 制御ネットワークを業務ネットワークや外部とつなぐとき

    遠隔保守やクラウド連携、スマートファクトリー化によって制御ネットワークが業務ネットワークや外部とつながるときに、境界と接続経路が意図どおりに閉じているかを確かめたい場合です。

  • ネット接続機器を開発・発売するとき

    店舗・家庭・産業現場に入る機器を発売する前後に、ファームウェアとハードウェアインターフェース、機器・アプリ・クラウド間の通信を確かめたい場合です。

  • 機器を外部から導入するとき

    導入する制御機器やネット接続機器に、未知の脆弱性や初期アカウント、使わない管理機能が残っていないかを確かめたい場合です。

  • 外部から独立した点検結果を求められたとき

    顧客・パートナーのセキュリティ要件や入札などで、第三者による技術的な点検結果が必要な場合です。点検結果は認証審査や法的判断に代わるものではありません。

確認する範囲

産業制御セキュリティと、ハードウェア・ファームウェアセキュリティの二つの専門領域に分けて点検します。設定や構成から、機器とファームウェアそのものの脆弱性まで扱います。

OT

産業制御セキュリティ

対象
工場・プラント・ビルの制御ネットワークと、PLC・HMI・SCADAなどの制御機器、そして業務ネットワークとつながる区間です。
点検できる領域
  • 制御ネットワークと業務ネットワークの境界・分離
  • 遠隔アクセスの経路
  • HMI・SCADA・エンジニアリングワークステーション
  • 産業用の通信プロトコル
  • PLCなどの制御機器とファームウェアそのものの脆弱性(未知のゼロデイ脆弱性を含む)
  • 機器の管理アカウントと設定
適用される場の例
工場の生産ライン、プラントのプロセス制御、ビルオートメーションと設備管理

稼働中の設備に影響しないよう、試験の環境と方法を先に決めます。

HW·FW

ハードウェア・ファームウェアセキュリティ

対象
店舗・家庭・産業現場のネット接続機器とファームウェア、それを管理するアプリとクラウドです。
点検できる領域
  • ファームウェア解析
  • ハードウェアインターフェース
  • 機器・アプリ・クラウド間の通信
  • 管理画面と初期アカウント
  • アップデートの過程の完全性
  • 機器そのものの脆弱性(未知の脆弱性を含む)
  • 機器を管理するモバイルアプリ
適用される場の例
店舗の端末、家庭用のスマート機器、産業現場のセンサーとゲートウェイ

領域は例です。対象、範囲、成果物、日程、運用上の責任は、案件ごとに協議します。

進め方

  1. 対象・試験環境の合意

    点検する設備と機器、試験する環境(稼働中の設備・予備機・試験用の機器)、許可・禁止する行為と中断条件を書面で決めます。

  2. 構成の把握

    ネットワーク構成と接続経路、機器の一覧とファームウェアのバージョン、運用担当者と点検できる時間帯を確認します。

  3. 点検・検証

    設定と構成は稼働中の設備に合わせて合意した方法で確かめ、機器とファームウェアそのものは試験環境で専門家が直接分析します。

  4. 結果の説明・再確認

    発見事項と実際の影響、証跡、改善の方向を設備運用・セキュリティ・製品の担当者に説明し、合意した場合は対処後に再確認します。

安全に進めるために設備に影響しうる試験は事前に合意した場合にのみ行い、異常の兆候があれば合意した基準に沿って止め、運用担当者に知らせます。点検中に扱うデータと証跡の保管・廃棄方法も、始める前に決めます。

お客様に残る成果

確認した範囲と環境

点検した設備・機器とファームウェアのバージョン、試験の環境と条件、今回確認できなかった部分を明記します。

発見事項と実際の影響

実際に悪用できるか、設備の運用と安全、製品にどう影響するかを説明します。確認した事実と、追加確認が必要な兆候は分けて記します。

再現可能な証跡

各結果を再確認できる条件と根拠を残します。

改善の方向と順序

ネットワーク分離と接続経路、アカウントと設定、ファームウェアとアップデートのうち何から直すかを整理します。機器の交換やパッチの適用がすぐには難しい場合にできる補強も、あわせて記します。

結果は、認証審査や法的判断、設備の機能安全評価に代わるものではありません。